ニホンミツバチとセイヨウミツバチの違い

トウヨウミツバチの亜種ニホンミツバチはセイヨウミツバチに比べ少し小さく黒っぽい色をしています。
セイヨウミツバチは腹の上部半分がオレンジ色をしています。

その習性はセイヨウミツバチに比べニホンミツバチは繁殖力、集蜜力が弱くとても臆病な性質で、スズメバチなどの外敵に巣を襲われると逃亡し巣を放棄してしまうことがあります。

しかし、アジアで進化したニホンミツバチはアジアだけに生息するオオスズメバチとの戦い方は知っています。

オオスズメバチがミツバチの巣を襲うとき、まず1〜3匹の偵察部隊のオオスズメバチが巣を襲います。
巣を襲われたニホンミツバチはオオスズメバチ一匹に対し数十匹で一気に取り囲み包んで団子状になります。この状態を蜂球(ほうきゅう)と言い胸の筋肉を振動させ熱を発し蜂球内をオオスズメバチの致死温度45度〜47度の熱で蒸し殺しにしてしまいます。

これで偵察部隊を撃退してしまわないとオオスズメバチは仲間を呼んでしまいます。そうなってしまうとミツバチは勝ち目が無く全滅する事を知っているので、巣を犠牲にし逃亡して全滅を防ぎます。
逃亡は臆病というより、生き残るための知恵といえるでしょう。

一方、セイヨウミツバチは集蜜力・繁殖力が強く養蜂に適しているため、明治時代から日本に導入されるようになりました。

セイヨウミツバチはオオスズメバチのいない場所で進化してきた為、スズメバチとの戦い方を知りません。

またニホンミツバチに比べセイヨウミツバチは致死温度が低いので、蜂球を作ってスズメバチを蒸し殺しにすることが出来ません。そのため単独で立ち向かっていきます。

しかしミツバチより3倍も大きいオオスズメバチはミツバチを簡単に噛み殺してしまいます。
セイヨウミツバチの場合、人為的に食い止めてやらないと全滅してしまいます。