蜂蜜はビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれる健康食品です。
蜂蜜の利用法はトーストやホットケーキに塗って食べたり、コーヒーや紅茶・ヨーグルト・牛乳などに入れて飲んだりするのが一般的な利用法ですが、蜂蜜には様々な特長があり、料理などに使うことでより健康的で美味しい料理が作れます。
蜂蜜は花の種類によって味や香りが異なるため、料理など様々な場面で使い分けるとバリエーションが広がります。
料理での蜂蜜の利用法は、肉や魚料理に蜂蜜を加えることで臭みの原因となるアンモニアを蜂蜜に含まれる酸が中和し、臭みを抑えてくれます。
肉を焼く前、味付けに蜂蜜を使うと肉に含まれるタンパク質が硬くならず、さらに蜂蜜に含まれる糖類が酸化反応を起こすことで肉の表面を素早く焼き、肉汁を閉じ込めてジューシーで柔らかい仕上がりになります。
煮物や照り焼きでは蜂蜜のカラメル化(非酵素的褐色化作用)によって照り、ツヤをよくし、蜂蜜の風味や甘味、酸味でコクと旨みを引き出してくれます。
他には野菜を漬け込む利用法があり、風邪の予防にもなる生姜や大根を蜂蜜に漬け込むと、生姜ではジンゲロールやショウガオールが溶け出し風邪の予防や冷え対策に効果をあらわし、大根ではアリル化合物によって喉の痛みや咳を抑える作用があります。
またレモンやリンゴなどの果物を漬け込む利用法もあります。
レモン漬けはスポーツ後の栄養補給や夏バテに効果があります。
まだまだ蜂蜜の利用法はあります。ご飯を炊くとき蜂蜜を少量加えることで蜂蜜に含まれる糖分が米に浸透して旨みを引き出し、ふっくらと美味しいご飯が炊き上がります。
蜂蜜を原料とした蜂蜜酒やお湯に蜂蜜・リンゴ酢を混ぜて作るバーモンドドリンクなどもあります。
食用以外には蜂蜜パックや蜂蜜洗顔などもあり漢方薬などにも使われています。
たくさん利用法のある蜂蜜は様々な料理などに素晴らしい効果をあらわしてくれるということです。
蜂蜜は殺菌力・抗菌力に優れ、これら料理に蜂蜜を使うことでおかずが傷みにくく保存性を高めてくれます。
蜂蜜の保存性の高さは驚くほどです。エジプトのピラミッドの発掘で3000年前の瓶に入った蜂蜜が発見され、その蜂蜜は全く変質していなかったといいます。
こんなに素晴らしい蜂蜜ですが、都市化や農薬など環境破壊により日本の養蜂は衰えています。
ヨーロッパ各地では蜂蜜は特別な食べ物とされており、養蜂が国家に保護されているように日本でも蜜源となる花を増やし、国をあげて養蜂をもっと盛んにして貰いたいものです。